A1勢が優勢も厳しい天候で波乱含み/ボートレース浜名湖
ボートレース浜名湖の「本命戦ほぼB級メモリアル」は30日に開幕する。 今節は6日間の準優3個制で行われる。それぞれのレースでA1級1人とB級5人が対決するという企画レースとなっている。A1級選手は登録番号順に、江口晃生、谷村一哉、市橋卓士、山田康二、松尾拓、小池修平、新開航、板橋侑我の8人で、各レースに散らばって本命党の期待を背負うことに。ただし、タイトルに「本命戦」と銘打たれているものの、最近の大雨に加えて台風接近の影響もあり、水面や調整面で波乱が予想される。本命決着が続くのか、それとも波乱が起きるのか、本命党だけでなく穴党ファンも注目のシリーズとなりそうだ。 A1級のエンジン評価については、市橋や山田、板橋らは及第点のつけられるモーターを手にしたと言えそうだ。一方、松尾が引いたのはお盆戦で板橋が苦労した8号機で、江口晃生も「スタートが届かなかったし行き足が良くないのかな」と前検練習後の表情は今ひとつだった。ここからどうやってモーターを立て直してくるかがポイントになるだろう。また、今期F2の小池は、特に強い向かい風が予想される序盤戦でのスタートが課題となりそうだ。 B級勢では、垂水悠や佐竹恒彦、飯山晃三、齋藤真之あたりが、低勝率機が多いシリーズの中でまずまずのモーターを引き当てており、序盤戦での穴党のターゲットとなりそうな予感がある。
マクール