女性へのわいせつ行為など 中学校教諭2人を懲戒免職 群馬県教育委員会
群馬県教育委員会は、未成年の女性にわいせつな行為をしたとして県内の公立中学校に勤務する男性教諭2人を懲戒免職処分としました。 19日付けで懲戒免職となったのは、県内の公立中学校に勤務する30代の男性教諭と別の中学校に勤務する40代の男性教諭の2人です。 また監督責任として40代の男性教諭が勤務する中学校の校長を、戒告の処分としました。 発表によりますと、30代の男性教諭はことし3月と6月に未成年の女性2人に対しわいせつな行為に及んだほか、規定で禁止されている、未成年者との私的なSNSでのやりとりがあったということです。 一方、40代の男性教諭は、去年8月から9月にかけて勤務する中学校の女子生徒に対し、図書室などで相談に応じる中で身体に触れるなどしたということです。 被害者や保護者からの相談があり発覚しました。 県教育委員会の平田教育長は、「児童生徒への性暴力は被害者の心を深く傷つけるもので断じて許されるものではなく、一人一人が自らの言動を省みて襟をただして行動し学校教育に対する信頼回復に努めたい」とコメントしています。