【MotoGP】インドGPで今季初の日本勢2人同時表彰台 Moto3クラス決勝
◇オートバイレースの世界最高峰MotoGP 2023シーズン第13戦インドグランプリ Moto3クラス決勝(9月22日-24日、インド/ブッダ・インターナショナルサーキット) 【動画】インドGP Moto3クラス決勝では日本勢2人が表彰台に上がり日本GPに弾みをつけた アジア・オセアニアラウンドの初戦インドGPが初めて開催されました。高温多湿に加え、2日目には大雨という気候との戦いにもなりましたが、Moto3決勝で日本勢2人が表彰台に上がりました。 Moto3クラスの鳥羽海渡選手が体調不良(腹痛)を抱えながら、今季初表彰台となる2位フィニッシュ。佐々木歩夢選手も3番グリッドスタートから最後は大接戦の末、3位表彰台。昨季の第13戦オーストリアGPでの佐々木選手と鈴木竜生選手のワンツーフィニッシュ以来の日本勢2人同時表彰台獲得となりました。
■Moto3クラス決勝レース
24日、高温多湿によるライダー、マシン、そしてタイヤへの影響も考慮し、予定より周回数を減らして行われたMoto3クラスの決勝。 先頭をPPスタートのジャウマ・マシア選手(スペイン/ホンダ)が逃げる展開。中盤までは2番手で佐々木歩夢選手が追随していましたが、徐々にペースを落とし後続の鳥羽海渡選手と佐々木選手のチームメイトであるコリン・ベイヤー選手(オランダ/ハスクバーナ)との三つ巴の2位(表彰台)争いになります。 最終ラップに入る時点では佐々木選手、鳥羽選手、ベイヤー選手の順でしたが、目まぐるしく順位が変わります。 最後は佐々木選手と接触したベイヤー選手が転倒。鳥羽選手がその隙をついて2番手に浮上し、昨季の開幕戦カタールGP以来の表彰台に上がりました。
▽インドGP Moto3クラス決勝 結果 優勝 ジャウマ・マシア(スペイン/ホンダ) 2位 鳥羽海渡(日本/ホンダ) 3位 佐々木歩夢(日本/ハスクバーナ) 4位 ダニエル・オルガド(スペイン/KTM) 15位 山中琉聖(日本/ガスガス) リタイア 古里太陽(日本/ホンダ) リタイア 鈴木竜生(日本/ホンダ)