ツヤツヤの“グラン・フー”エナメル文字盤が美しい【スイスの名門ブランド“ブレゲ”】プラチナケース採用“クラシック“の新作2モデル
今回、ブレゲが世に送り出した新作は、いずれも18世紀後半“王の金属”とも称された高級素材プラチナをケースに採用した2モデル。ひとつ目はシンプルに時間を表示する“クラシック 5177”、もうひとつはムーンフェイズとパワーリザーブ表示を備えた“クラシック 7787”だ。 【画像】2モデル展開、“グラン・フー”エナメル文字盤の違いを見比べる ケースサイズは、5177が直径38mm・厚さ8.8mm、7787は直径39mmに厚さ10.3mmで、どちらのモデルもスリムなベゼル、刻みの入ったリューズ、スラリとしたラグ、側面にコインエッジ装飾を施したケースを採用している。 両モデルとも、文字盤には色を出すのが極めて難しいとされるインテンスブラックの“グラン・フー”エナメルが施され、高級時計にふさわしい滑らかな煌めきを放つ。配されたブレゲ数字とミニッツトラック、ロジウム仕上げのブレゲ針は、パウダリーシルバーで、格式と高級感を感じさせる配色となっている。また、クリエイションが本物であることの証として、ブレゲのシークレット・サインも与えられた。
無駄を削ぎ落したデザインの5177は、摩耗、腐食、磁性に強いシリコン製のひらひげゼンマイを備え、55時間のパワーリザーブを有するマニュファクチュールキャリバー“777 Q”が搭載され、日付け表示を備えたモデルとなっている。 もうひとつの7787は、心温まる笑顔またた三日月のシルエットにみえる開口部からのぞくゴールド製のムーンフェイズインジケーターを搭載。この種の複雑機構で多く見られる29.5日周期ではなく、29.5303498日周期を実現したマニュファクチュールキャリバー“591 DRL”は、月周期に限りなく近いサイクルで348.7年に1日しかずれない高精度が追及された。さらに、文字盤下部には最大38時間のパワーリザーブ表示を備えており、ユーザーのニーズに応じたモデルとなっている。 また、これらの自動巻きムーヴメント“Cal.777 Q”、“Cal.591 DRL”は、ケースバックのサファイアクリスタル越しに見ることができる。 どちらもベルトはブラックのアリゲーター製が組み合わされ、プラチナの輝きがより強調されたビジュアルを生み出している。価格は問い合わせだ。
文◎Watch LIFE NEWS編集部