元ユナイテッドのGKデ・ヘアがフィオレンティーナと合意か 1年のフリー期間を経て復帰
最後にプレイしたのは22-23シーズンのFAカップ決勝
昨夏にマンチェスター・ユナイテッドを退団した元スペイン代表GKダビド・デ・ヘアが、フィオレンティーナと口頭合意に達したようだ。移籍市場に精通しているファブリツィオ・ロマーノ氏が自身のXに投稿している。 デ・ヘアは22-23年シーズンのFAカップ決勝戦を最後にユナイテッドを去り、フリーの状態が続いていた。同選手は退団後の最初の数カ月間は引退を考えていたというが、イタリア、サウジアラビア、アメリカの複数クラブからオファーを受けており、復帰の可能性があると報じられていた。フィオレンティーナとの契約は2025年6月30日までの1年契約で、さらに1シーズンの延長オプションがついているという。すでに移籍前のメディカルチェックは予約済みのようだ。 昨季、フィオレンティーナはリーグ戦を8位で終わり、2年連続UEFAカンファレンスリーグの決勝に進出したがいずれも敗れている。また、同チームは09-10シーズンを最後に出場していないチャンピオンズリーグの出場を目指しており、デ・ヘアの加入は同大会への復帰を後押しするものとなるだろう。 一方、昨季まで同チームで正守護神を務めていたイタリア人GKピエトロ・テラッチアーノは、デ・ヘアの加入の影響で移籍するのではないかと報道されている。 ようやく決まりそうなデ・ヘアの契約。同選手には、1年間のブランクを感じさせない活躍を期待したい。