Jリーグで“まるでストリートファイト”の超緊迫シーン…突き飛ばし&頭突き→睨み合いの一部始終「ヒートアップしすぎてる」湘南FWは和解強調
【明治安田J1リーグ】湘南ベルマーレ 1-1 北海道コンサドーレ札幌(11月9日/レモンガススタジアム平塚) 【映像】「まるでストリートファイト」の一部始終 北海道コンサドーレ札幌のDF大﨑玲央が、遅延行為をした湘南ベルマーレのFW福田翔生に激昂。ボールの上にしゃがみ込んだ福田を突き飛ばすと、続いて頭突きしながら2人が顔面を突き合わせる事態に発展。この一触即発のシーンがSNSで話題になっている。 大﨑が激怒したのが、札幌が1点ビハインドで迎えた52分のことだ。大﨑が自陣右サイドで福田を倒して笛が鳴る。ファウルの笛かと思いきや、主審が告げたのは福田のオフサイドだった。札幌ボールでのリスタートとなり、MF馬場晴也がボールをセットした直後、福田が座ったまま移動してボールを隠すようにしてから立ち上がったのだ。 プレーを再開させようとしていた大﨑は、その遅延行為に激昂して福田を後ろから突き飛ばす。福田は振り返って大﨑を凝視すると、何やら口論した後、大﨑が福田に向かって頭突きを仕掛けたのだ。 受けた福田が一歩も引かなかったことで、額同士を突きつけ睨み合う格好に。両チームの選手が慌てて駆けつける事態になったが、このシーンではイエローカードなどは出されなかった。 解説の永井雄一郎氏は「(福田が)わざとリスタートさせないようにしたのは事実だと思います。これ以上はやらずに、冷静にプレーしてもらえたらと思います」と一触即発のシーンを招くきっかけとなった行動について言及している。 ストリートファイトを彷彿とさせる2人のやり合いにはファンも注目。SNSには、「ブレイキングダウンやん」「大﨑と福田バチバチ」「大﨑と福田のとこだけHiGH&LOWみたいになってる」「エンタメ的に楽しめた」「ヒートアップしすぎてる」「大崎喧嘩すんな。熱い気持ちは良いけどね」といった声が上がっていた。 エキサイトした2人だったが、試合後には和解をしたようだ。福田は「大﨑さんとは、ちょっと熱くなっちゃいましたけど、ちゃんと和解して試合後も話した。『グッドプレーだよ。ナイス』と言われて、『僕も熱くなってすみませんでした』と謝った」と明かし、「試合は人生が懸かっているので、仕方ないかなと思います。その後、しっかりケアをすることが選手としては大事かなと。大﨑さんもさすがでした」と、対峙した大﨑に対しても敬意を表するコメントを残した。 (ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)
ABEMA TIMES編集部