いわゆる”統一教会”をめぐる問題で、7回目の質問権行使に対する回答文書が文化庁に届きました。 文化庁によりますと、世界平和統一家庭連合、いわゆる“統一教会”に対し先月26日に行使した7回目の質問権への回答文書が、回答期限のきょう22日、午前11頃に封筒1通と郵便袋1つで届いたということです。 今回の質問では、教団が関わる裁判や教会の管理・運営の実態、また、これまでにも尋ねてきた組織運営や予算・財産などに関連するあわせて97項目について報告を求めていました。 文化庁は去年11月から質問権を行使した調査や聞き取りを行っていますが、解散命令の請求の判断には至っておらず、判断の時期についても「予断をもっての回答は控える」としています。長引いている請求の可否判断について、永岡文科大臣は、教団の不法行為の組織性や悪質性、継続性を示す十分な情報や具体的な証拠を集めることが必要だとしています。
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