東京での就活イベントで賞味期限切れの食品配る 食べた人も…健康被害なし【新潟】
新潟県は5日、東京で開催したIターン・Uターン希望者向け就活イベントで、来場者に配ったプレゼントの中に賞味期限切れの食品が入っていたと発表しました。 賞味期限切れの食品が配られたのは、県産業労働部の主催で12月1日に東京・新宿で開いた「にいがた就職・転職フェア」です。来場者の中から抽選で選ばれた8人に景品として特産品セットを配っていましたが、翌2日に県が委託していた業者から「特産品セットに含まれていた食品の賞味期限が切れていた可能性がある」と連絡がありました。受け取った8人の中には食品を食べた人もいましたが、体調は問題なく、未開封のものは回収し全員に代替品を送るということです。 県は再発防止策として、受託事業者に対して食品を配付する際は賞味期限の表記の「目視確認」を徹底するよう指導し、県としても十分留意して対応するとしています。