4人死亡 寒さが増す中…長野県内で1月8日から火災相次ぐ
1月9日夜から住宅火災が相次ぎ2人が死亡しました。長野県内では8日夜から火災により4人が死亡していて、消防が注意を呼びかけています。 住宅から上がる激しい炎。 (カメラマン) 「非常に風が強く、炎がなかなか収まりません」 9日夜9時半過ぎ、伊那市山寺の住宅から火が出ているのを近所の住民が見つけ通報しました。火はおよそ3時間後に消し止められましたが木造2階建ての住宅を全焼し、焼けから1人の遺体が見つかりました。 住宅には夫婦が暮らしていて、70代の夫と連絡がとれないということです。妻は逃げて無事でした。 近所の住民: 「最初は1階部分がかなり燃えた。2階に燃え移って5~15分くらいで全部崩れた」 「結構風が強かったので、隣の方まで火の粉が飛んで煙もすごかった」 警察と消防は、身元の確認を進めるとともに出火原因を調べています。 また、佐久市前山でも午前11時半ごろ住宅の隣のアトリエを焼く火事があり、現場から男性の遺体が見つかりました。 アトリエを所有する90代男性と連絡が取れておらず、警察が身元の確認を進めています。 寒さが増す中、県内では火災が相次いでいます。8日夜には長野市戸隠で住宅が全焼し、焼け跡から1人の遺体が見つかったほか、9日の朝にも上田市で住宅の一部を焼く火事があり、住人の男性が死亡しています。 暖房器具を使う機会も増えるため、消防はあらためて注意を呼びかけています。
長野放送
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