元日本代表MF田中隼磨さんが松本山雅の運営会社を訴えた裁判で初の公開口頭弁論、スポーツダイレクターはクラブ側主張に沿った証言「コーチの暴言の処分巡りイメージ棄損」と130万円の賠償請求
松本山雅の当時の社長の発言で、自身のイメージが損なわれたとして、元選手の田中隼磨(たなか・はゆま)さんが、クラブの運営会社に損害賠償を求めている裁判が10日、長野地方裁判所松本支部で開かれました。 クラブ側は訴えを退けるよう求めています。 【写真を見る】元日本代表MF田中隼磨さんが松本山雅の運営会社を訴えた裁判で初の公開口頭弁論、スポーツダイレクターはクラブ側主張に沿った証言「コーチの暴言の処分巡りイメージ棄損」と130万円の賠償請求 訴えを起こしているのは、元日本代表のミッドフィルダーで、松本山雅を引退した後にはクラブのエグゼクティブアドバイザーも務めた田中隼磨さんです。 訴えの中心にあるのは、コーチの暴言問題をめぐる当時の社長などとのやりとりです。 訴状などによりますと、2023年のシーズン中、サポーターに向けて暴言をしたとされるコーチに対して、クラブ側は当初、処分しない考えを示したとされています。 田中さんは、クラブ側の対応に納得できず、エクゼクティグアドバイザーを辞任しましたが、シーズン終了後に開かれたサポーターミーティングで、当時の社長が「シーズン中にコーチに厳重注意を行った」と発言したため、クラブを離れた経緯が公表された内容と違うことで、自身のイメージが損なわれたとしてクラブの運営会社に対し130万円と謝罪広告の掲載などを求めています。 クラブ側は、訴えを退けるよう求めています。 裁判はこれまで2回はウェブで非公開で行われ、10日は初めて公開で長野地方裁判所松本支部で口頭弁論が行われました。 チーム強化を統括するスポーツダイレクターは、「私だけではなく当時の社長や監督からも厳重注意を行った」などと証言しました。 田中隼磨さんの代理人弁護士 福永臣吾さん: 「円満な解決という田中さんにとっても松本山雅にとってもいい方向に進むような解決があると思っている」 次の裁判は、2月10日に開かれます。
信越放送
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