新潟放送

強い冬型の気圧配置が続き、上空には強い寒気が流れ込んでいます。3連休初日の11日にかけて、北日本から西日本の日本海側を中心に大雪になる所がある見込みで、気象庁は大雪による交通障害に注意・警戒するよう呼び掛けています。また、12日は九州でも大雪となる恐れがあるということです。 【画像を見る】11日（土）～13日（月祝）午後9時の雨と雪のシミュレーション（1時間ごと） 気象庁によりますと、日本付近の冬型の気圧配置は、11日は次第に緩むものの、北日本や東日本の日本海側では上空の寒気の影響で、大気の状態が非常に不安定となる所があるとしています。北日本から西日本の日本海側を中心に、11日にかけて大雪となる所がある見込みです。 一方、12日は九州北部を寒気を伴った気圧の谷が通過する見込みで、大雪となる恐れがあるということです。 ■雪の予想 ▼10日午後6時～11日午後6時までに予想される24時間降雪量（多い所） 　東北・関東甲信　　50センチ 　北陸・近畿・中国　40センチ ▼11日午後6時～12日午後6時までに予想される24時間降雪量（多い所） 　福岡・佐賀・長崎の山地　　　　10センチ 　大分の山地　　　　　　　　　　7センチ 　熊本の山地　　　　　　　　　　5センチ 　福岡・佐賀・長崎・大分の平地　3センチ 　熊本の平地　　　　　　　　　　1センチ 今後の雨と雪のシミュレーションを見ると、11日は日本海側の山沿いを中心に雪となる所がある見込みですが、次第に雪や雨のエリアは少なくなりそうです。 一方、12日の朝から九州で雪となりそうです。気象庁によりますと、12日は日本海と本州の南に発生する低気圧の影響で、大気の状態が不安定となる所がある見込みで、南西諸島と西日本から東日本では落雷や突風、ひょう、急な強い雨に注意を呼び掛けています。 その後、雪や雨の範囲は四国、近畿、東海、関東など太平洋側に広がりそうです。“成人式”や”二十歳の集い”などに参加される方は、暖かくして雨や雪に注意するようにしてください。 13日は北陸など日本海側では雨の所が多くなりそうで、関東や東北でもぐずついた空模様となる所がある見込みです。3連休で出かける際は気象情報や交通情報に注意するようにしてください。