前日練習でキャッチボールするDeNAのアンドレ・ジャクソン＝横浜スタジアム（撮影・今野顕）

日本シリーズは26日に横浜スタジアムで開幕し、セ・リーグ3位のDeNAは1998年以来26年ぶりの日本一を目指し、パ・リーグ王者のソフトバンクと対戦する。25日は同球場で前日練習が行われた。 26年ぶりの日本一をかけた勝負は、助っ人の一球から始まる。第1戦の先発を託されたDeNAのアンドレ・ジャクソン投手（28）は「すごく興奮している。持てるものを全て出し切りたい」と闘志を燃やした。 ソフトバンク打線は柳田、山川ら並みいる打者が名を連ねる。キャッチボールなどで登板に備えた右腕は対策について「トップシークレット」と笑いつつ「誰かというよりは1番から9番まで気をつけなきゃいけない」と気を引き締めた。 かつて所属した米大リーグのドジャースは、ワールドシリーズに進出。元チームメートとは今も連絡を取り合っているといい「この時期に試合をし続けられるのは世界に4球団しかないと思う。それも光栄」と喜びを口にした。 左太もも裏の肉離れで戦線離脱している東は、ダッシュなどで調整。DH制があり、投球に専念できる敵地での第3戦以降に先発するとみられる。三浦監督は「（戦列に）戻ってこられるように、しっかりと準備してくれている」と語った。