国民を信じない政治家は国民から信用されない-石破茂氏に聞く【自民総裁選】
政治の信頼回復
――総理大臣になられた場合、政治の信頼回復のために国民や国会とどういう対話を図って行きたいか教えてください。 石破氏:私はね、国民を信じない政治家が国民から信用されると思っていないんですね。私は支持率が政治の目的だと思ってないんですよ。支持率が低くてもやんなきゃいけないことはあって、それやんなきゃ政治の意味はない。国会っていうのは間違えちゃいけないんで、お願いするのはこっちなの、政府の側なの。野党を野次ってどうしますかよ、野党を挑発してどうしますかよ。こっちが「わかってください」ってことだし、国会ってのは野党の知恵を借りる場なんだよね。政治って政府だけでやるもんじゃないからね。野党の知恵を借りる。貸す知恵もないような野党ならいらないの。だから野党だって試されていて、批判ばっかりする野党だから伸びないわけね。 「わかってください、頼みますよ」って姿勢は常に要求されると思うし、それが信頼につながる。「政府はわかってるよね、私たちの事」って言うね、そういう思いを大勢の人が共有することが信頼だと思いますね。 (この動画・記事は、選挙ドットコムとYahoo! JAPANが共同で制作しました)