X(Twitter)で強まる「シャドウバン」とは? こっそりBANされるアカウントの基準
「複数のアカウントを使用したり、他の利用者と共謀したりして、会話を人為的に拡散または妨害することは、Xルールで禁じられています」と同ポリシーにて、明言されています。 ・コンテンツやアカウントの人気を誇張または操作するため、同一または著しく類似するコンテンツに反応を示したり、特定のXアカウントと交流したりする複数のアカウントを運用すること が禁止対象となったため、大量のXのアカウントを用意したうえで自作自演でのリポストやハッシュタグの拡散によって、フォロワー数を伸ばしたりリポスト数を伸ばすことを狙うのはかなり難しくなったと言えるでしょう。 ■返信機能やいいね、リポストの悪用 返信機能の悪用もシャドウバンに繋がりやすいです。たとえば、 ・複数のアカウントを作成して、@ポストや返信機能を悪用すること ・複数のアカウントを作成して、エンゲージメント機能(いいねやリポスト)を悪用することで、自分のいずれかのアカウントを目立たせたり、拡散したりすること などがポリシーで禁止されました。
Xにおける「インプレゾンビ」はこのポリシーに反していると見られることから、国内外でその存在を問題視する声が高まっています。なお、インプレゾンビとは、インプレッション(閲覧数)を稼ぐ目的の投稿を繰り返しているアカウントのことを意味します。バズったポストのリプライやトレンドに上がった投稿のタイムラインに現れ、人気ワードを含む文章をコピペした投稿などを繰り返し行います。このインプレゾンビが大量発生することで、気になっている元の投稿やリプライが埋もれてしまうため、迷惑行為とされています。 ■著しく類似するコンテンツの投稿 エンゲージメント機能(いいねやリポスト)の悪用と同様に、著しく類似するコンテンツの投稿もポリシーで禁止されました。 インプレゾンビには「表示回数が多いポストに返信を送り、自らのアカウントを目立たせるもの」と「伸びているポストと著しく類似するコンテンツを自らのアカウントでも投稿して、目立とうとするもの」があります。つまり「類似コンテンツの投稿」においても、インプレゾンビはポリシー違反であると言えるでしょう。 ■無関係なハッシュタグを過剰に含めたポストの投稿 会話の信頼性を損なったり操作したりする意図で、注目を集めるために投稿の内容と関係のないトレンドや人気のハッシュタグを使用することはポリシーで禁じられています。また、1つのポストで、または複数のポストにまたがる形で、無関係なハッシュタグを過剰に含めて投稿することもポリシー違反であると明言されています。