【祝!東京初開催】「フォーミュラE」の裏側へ潜入! 最後までハラハラドキドキの決勝戦でした【吉田由美のCCL】
記者会見やガレージツアーなどに参加
わたしは、サーキットがオープンする前から会場となる東京ビッグサイトへ。まずは「マセラティMSGチーム」の記者会見とガレージツアーに参加しました。ルーキードライバーのユアン・ダルバラ選手と26歳のマキシミリアン・ギュンター選手のフレッシュコンビ。 「家族みたいなチームでみんなで頑張っています。お互いにオープンに話し、家族に近いですね」 と2人は語っており、チームの雰囲気もよさそう。その後は場所を移動して、「日産フォーミュラEチーム」の記者発表会へ。日産は2018年からフォーミュラEに参戦していて、唯一の日本チームとなります。しかも日本でのホーム開催なので、並々ならぬ思いがあるに違いありません。そしてこの時、2030年までの参戦を表明し、この場で公式登録書にサイン。ドライバーのサッシャ・フェネストラズ選手は日本のスーパーフォーミュラやスーパーGTに参戦していたので、知っている方も多いかも。そしてもう一人のチームメイトは安定感のあるオリバー・ローランド選手です。 2024年3月29日(金)にサーキットはオープンとなりましたが、当日はお昼過ぎまで大雨。しかしそんな中でも取材は行われます。まずは日産フォーミュラEチームのガレージツアー。しかし暴風雨のため、ガレージの入り口は塞がれてしまいました。クルマをメンテナンスしているときは後ろ側からの撮影禁止。ここに各メーカーの秘密が隠されているためです。それと、F1同様、ステアリングもシーズン中は公表しないようです。 その後は、イレギュラーで「タグ・ホイヤー ポルシェフォーミュラEチーム」の選手インタビューに滑り込み。ベテランのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ選手とやんちゃ坊主のパスカル・ウェーレイン選手は、終始笑いの溢れる楽しいインタビューとなりました。 そして夜は、「ジャガーTSCレーシング」のフォーミュラE参戦100戦目記念のパーティへ。100回目のレースが東京で行われるなんて、素敵。 ちなみに2024年現在までのところ、ジャガーはチームランキング首位。ニック・キャシディ選手がポイントランキングでこの時点で首位。キャシディ選手は日本のスーパーGT、2019年にはスーパーフォーミュラで優勝しているドライバーです。