ファミマ「コンビニエンスウェア」が台湾進出 約700店で「ラインソックス」「今治タオルハンカチ」販売
ファミリーマートは11月13日、オリジナルアパレルブランド「コンビニエンスウェア」を台湾で販売すると発表した。コンビニエンスウェアの海外展開は今回が初。台湾ファミリーマートの約700店において、定番のラインソックスや今治タオルハンカチなどを展開する。 【画像】台湾で販売するコンビニエンスウェア(全5枚) ファミリーマートは2021年から、「コンビニエンスウェア」というブランド名で靴下やTシャツなどを販売。2023年12月からはスウェットやパーカー、パンツ、といった衣類も展開。今年4月には新ラインとして文具を発売した。 コンビニで扱う衣料品といえば「雨で濡れた」「うっかり忘れた」といった緊急需要に対応する商品だった。しかし、同社は衣類を進んで手に取りたくなるような「選好品」にすることで、新しいニーズを獲得。2023年度の売り上げは100億円を突破した。 台湾ファミリーマートでは、累計販売数2200万足(2021年3月~2024年10月末)を突破したソックス類のうち、定番のラインソックスやカラーソックスなど約10アイテムを展開。一部店舗では累計販売数約700万枚(2021年3月~2024年8月末)の今治タオルハンカチや、インナーアイテムも取り扱う。ファミリーマートは「台湾においても、普段から着ていただけるよう『コンビニで衣料品を買う文化をつくる』ことを目指す」とコメントした。
ITmedia ビジネスオンライン