【2歳馬ジャッジ】デルアヴァーはラスト12秒0-11秒4と急加速 エンドレスサマーは函館2歳Sでも有力候補
6月29日(土) 函館1R 優勝馬 チギリ 指数-5 評価A
大外5番枠から好スタートを切って、逃げ馬の外2番手を追走。4角で自然と逃げ馬に並びかけ、直線序盤で早々と先頭。直線は内にモタれるのを修正しながら、そのまま押し切って1馬身3/4差で勝利した。このレースは3着馬に5馬身3/4差をつけており、なかなかの好指数勝ちとなった。 新馬戦はスタート直後のダッシュがあまりつかず、そこから何とか前に離されず4番手を追走。4角の手応えからは届きそうにもなかったが、最速の上がり3Fタイムで追い込み、2着に浮上する好内容だった。 デビュー2戦目の今回はグンと行きっぷりが良化。早い時期の2歳重賞レースはキャリアを積んだ馬の方が有利となりやすいもの。新馬戦勝ちの馬たち次第では、函館2歳Sでもチャンスは十分にありそうだ。
6月29日(土) 函館5R 優勝馬 エンドレスサマー 指数-8 評価A
5番枠から好スタート、好ダッシュでハナを主張し、主導権を握った。スピード任せに逃げているわけではなく、ちゃんと息を入れながら逃げ、ラスト2Fとなる4角でゴーサインが出されると後続を引き離しながら直線へ。序盤で3馬身半差、ラスト1Fでさらにリードを広げて5馬身差で圧勝した。 走破タイムの1分9秒4はなかなか優秀。1クラス上で通用する指数を記録しての勝利だった。これは今年の函館新馬戦では最高指数。今回の走りは優秀だが、新馬戦で強い走りをした馬は特に疲れが残りやすい点は注意。毎年のように新馬戦で強い勝ち方をした馬がそのあとの疲労から故障がちとなり、結果、早熟馬になってしまうという構図がある。 今回が余力残しの勝利だったなら、次走予定の函館2歳Sもあっさり突破するだろう。しかし、余力がなかったら馬群に沈んでしまうはず。函館2歳Sはこの馬の疲労度を見抜くことが最大のカギとなりそうだ。
6月29日(土) 函館6R 優勝馬 アースミューズ 指数-3(ダート) 評価B
4番枠からまずまずのスタートだったが、そこからのダッシュ良く先行争いに加わっていき、先行争いを制した内のルークススペイの外2番手を追走。4角では同馬に並びかけ、直線では一緒に後続を引き離していく。ラスト1Fで抜け出したところでフラッシュポイントに詰め寄られたものの、セーフティリードもあって1馬身1/4差で押し切った。 走破タイムはそこまで速くなく、指数も優秀というわけではない。しかし、このレースは3着のルークススペイ以下がバラバラになって入線しており、指数以上の強さを秘めている可能性はありそうだ。