“スイーツ真壁”の原点…真壁伸也がデビュー【週刊プロレス昔話】
1997年2月15日、新日本の神奈川・いすゞ自動車大和工場体育館にて真壁伸也(現・真壁刀義)が大谷晋二郎を相手にデビュー戦を闘った。 【写真】新日本と全日本で史上初の同日同所興行
大谷の厳しい攻めに、気づけば真壁の唇は口紅を塗ったように真っ赤になった。結果、何もさせてもらえず逆エビ固めでギブアップ負けの真壁は「情けないです」と語り、報道陣が差し出したイスにも「座る資格、ないです」と悔しさを吐露した。 話しているうちに目に涙が溜まってきた真壁。ヤングライオンとしてのスタートは、のちに花咲く雑草魂の始まりでもあった。
週刊プロレス編集部