「爆発したんかな思った」工事現場で重機が倒れ道路ふさぐ 美術館が損傷し通行人1人けが 道路復旧の目途立たず
5日午前、大阪市都島区の工事現場で重機が倒れ、男性一人がけがをし、近くの美術館の屋根の一部が損傷した。 【写真】倒れた重機が道路をふさぐ様子 柴田華記者:発生から7時間が経過しましたが、私の後ろにはまだ重機が倒れた状態で道路をふさいでいます。 大阪市によると、こちらの茶色のくい打機と同じ大きさのものが倒れたということです。 午前9時半すぎ、大阪市都島区の「太閤園」跡地の工事現場で「掘削機が倒れた」と警察に通報がありました。 警察などによると、くい打機が道をはさんで向かい側にある藤田美術館の方向に倒れ、接触した屋根の一部が壊れました。 近くで働いていた人:がしゃーんいうものすごい音がしてみたら機械が倒れていたびっくりした。 近くで働いていた人:ものすごく揺れました。爆発したんかな思った。 柴田華記者:くい打機が倒れた場所は…広さおよそ8000坪の庭園や結婚式場などがあった「太閤園」の跡地で、現在は、宗教団体が講堂を建設中でした。 大阪城公園の近くで、JR大阪駅からも車で10分ほどの距離となっていて、取材していても近隣住民の方がいつも通れる道が通れず、不便そうに遠回りする様子を何度も見かけました。 この事故では、バイクに乗っていた50代の男性が、倒れてきたくい打機をさけようと転倒し軽傷です。
■停電は復旧したが、道路復旧の目途はたっていない
(Q:周辺への影響はあったか?) 柴田華記者:周辺のおよそ20軒が停電しましたが、およそ3時間後に復旧したということです。警察は、くい打機が転倒した原因などを調べています。 (Q:JR大阪駅からも近い場所ですが、くい打機の撤去、目途はたっているのか?) 柴田華記者:大阪市によると、午後6時ごろから、くい打機を動かす作業を始めるということですが、倒れた場所の道路には穴があき、補修作業が必要なため道路の復旧についてはまだ目途はたっていません。 (関西テレビ「newsランナー」 2024年11月5日放送)
関西テレビ