仕掛けに集中したい土屋智則

　ボートレース尼崎のG1「ダイヤモンドカップ」は2日目を迎える。注目は12Rだ。 　土屋智則は行き足から伸びにかけて不安を抱える現状。それでも道中を含め、戦えるだけの舟足は備える。仕掛けに集中して押し切る。 　気配で土屋を上回るのが宮地。後半10Rの手に汗握る逆転劇で、実戦足の良さをアピールした。懐をズバッと突いて逆転なるか。磯部は枠なりのカドから鋭く切れ込んで上位進出をもくろむ。大外から定松がブイ際を伝ってどこまで。 　＜1＞土屋智則　道中の足は悪くない。ただ、スリットの足は少し不安があるし、もう少し欲しい。 　＜2＞宮地元輝　出足寄り。1マークが跳ねるのは気になるが道中は乗りやすい。 　＜3＞松井繁　出ていませんね。展示タイム（後半11Rは6秒99）が出てないから、そこに尽きるんちゃう？ 　＜4＞磯部誠　足は全体的に悪くない。乗り心地もペラをやって解消されている。 　＜5＞深谷知博　出ているという感じまではないが、数字よりは上の感じ。舟の向きとターンのスムーズさはあった。 　＜6＞定松勇樹　出ていく感じはないし、気温が上がり過ぎてターンで押していなかった。しっかり合わせていきたい。