【中日】涌井秀章 ファッションへのこだわり「ザ・野球選手というのは嫌なんです」
中日・涌井秀章投手(38)の直撃インタビュー第2回は、中日ナインのファッション事情にフォーカス。プロ20年目を迎えたベテラン右腕の服装へのこだわりに、聞き手のSKE48・熊崎晴香も思わず納得。涌井が認めるドラゴンズのおしゃれプレーヤーとは――。 【写真】涌井に強烈にイジられた中日・清水達也 【中日・涌井秀章インタビュー(2)】 熊崎 涌井さんはすごくおしゃれにこだわっているなって、私は勝手に思っているんですけど、いかがですか。 涌井 別におしゃれとかじゃなくて、自分に合ったものを着たいじゃないですか。それと「ザ・野球選手」というのは嫌なんです。上は黒のちょっとオーバーサイズのTシャツに下はスウェットでスニーカー。それってカッコ悪いじゃないですか。だからネットを見て自分に合うものを探してやっています。 熊崎 ネットショッピング派ですか? 涌井 ですね。(店に)行くのも面倒くさいので、良さそうなものを選んで、届いて失敗したと思ったら誰かにあげてます。 熊崎 ドラゴンズの選手がみんなおしゃれになりますね。 涌井 いや、ドラゴンズの選手にはあげてないですね。 熊崎 キャンプの時も帽子やサングラスがすごくおしゃれで、カッコいいな、さすがだなと思って見ていました。いつか涌井投手に他の選手のコーディネートもやってほしいです。ちなみにファッションを変えてみたいと思う選手はいますか? 涌井 清水ですね。清水は全力でダサいので。高校生がそのままプロ野球選手になりました、という感じじゃないですか。いつもあいつとご飯にいくと「涌井さん、今日僕(の着こなし)何点ですか?」と聞かれるんですが「5点」と答えてます。 熊崎 100点満点で5点ですか。めちゃめちゃ低いじゃないですか。 涌井 めちゃめちゃ低いですよ。この間、中継ぎの子たちとご飯に行ったんですけど、みんな(服装が)黒なんですよ。上が黒、下が黒。え!?っと思って。みんな黒、みんな一緒なんですよ。だから、ちょっと一緒に歩きたくないなと思って(笑)。 熊崎 涌井投手がコーディネートしてあげてください。 涌井 無理です。変わらないですね。でも、板山とか(後藤)駿太とかはおしゃれですね。 熊崎 あの…。今日の私は何点ですか? 涌井 靴もベルトも合っているし、かわいいと思います。ファッションチェックのコーナーじゃないんだから(笑)。 熊崎 リリーフ陣の方たちとの食事では、何のお話をされたんですか。 涌井 この間、札幌で行ったんですけど、普段一緒に行くことがなかなかないので。(中継ぎ陣には)結構投げさせてしまっているので、話というよりも感謝の気持ちを持って行きました。 熊崎 キャンプでも松山投手に教えられたりしてました。 涌井 たまたま投球動作の担当が一緒だったので自分も「どうやってるの?」と聞いたところからの延長戦で話をしました。(球場の)ロッカーでも、松山とちょっと離れたところに座ってた時があったんですよ。自分が携帯をいじっていて、視線を感じるなと思って顔を上げたら松山がこっちを見ていて。松山は立ち上がって「涌井さん、質問いいですか?」と言ってきたんです。ダメとは言えないから「いいよ」って言うと(顔の距離が)すぐ近くまで来るんですよ。これはちょっと近いなと思って、「もうちょっと離れて」って言いました。松山にもインタビューしてましたよね。大丈夫でした? 熊崎 すごく面白いルーティンのお話を聞かせていただきました。試合前は奥のトイレしか使わないとか。 涌井 あと、松山はブルペンからマウンド行く時にすごく叫ぶんですよ。〝よっしゃー〟って。それからマウンド行きます。自分たちがロッカーにいたら叫び声が聞こえるから「何かあったのかな」ぐらいの声で行きます。中継ぎはみんな慣れていると思うんですけど。 熊崎 かなりの大声なんですね。ありがとうございます! そのエピソードいただきます(笑)。
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