母は桜花賞2着 国枝厩舎レイニングが肩ムチのみで上がり3ハロン32秒9の末脚/新馬戦
<東京5R>◇3日◇2歳新馬◇芝1800メートル◇出走12頭 レイニング(牡、国枝、父サートゥルナーリア)が新馬勝ちを決めた。母は15年桜花賞2着のクルミナルで、近親にアルゼンチン共和国杯に出走するセレシオンがいる血統。前半1000メートル1分4秒2のスローペースを中団やや後方から追走。最後の直線で大外に持ち出されると、戸崎騎手が軽く促しただけで先頭へ。肩ムチのみで上がり3ハロン32秒9の末脚を繰り出した。 【写真】レイニングの口取りをする戸崎騎手と国枝師 国枝師は秋の東京開催では、G1馬アエロリットの弟ガルダイア、3冠牝馬アパパネの子アマキヒに続く新馬戦3勝目。「いい走りだった。軽くて勝手に走っていくタイプ。5月生まれでまだ子どもっぽいところもあって、変わり身あると思うけど、力むところが一つもないし距離延びても大丈夫そう」と師は喜んだ。 4Rに続き新馬戦を連勝した戸崎騎手は「追い切りもいい時計出ていたし、能力はある。まだバランス悪いところがあるので、そこが改善されれば」と今後を見通した。