セのオレの優勝確率予想はヤクルト5、阪神4で巨人1。ヤクルトは強力打線が若い投手を支えているよな【岡田彰布のそらそうよ】
ペナント佳境のドラフト球団主導になるやろな
今のヤクルトは、85年の阪神のように打線が投手陣を育てているよな。特に山田[写真右]と村上[写真左]のコンビは強烈よ[写真=BBM]
今年のドラフト会議は10月11日に開かれる(発売時にはすでに終わっているけど)。これまでは、ドラフトと言えば10月末。日本シリーズ前に、この会議に集中というのが慣例であったけど、開催時期が早まった。まだシーズン中だし、監督も大変よ。特に優勝争いの真っただ中にいるチームはね。もちろんドラフトは大切よ。でも優勝争いは待ったなし。だからドラフトは球団主導、スカウトに任せる……っていうのが本音やろうね。 今年は高校生投手に逸材が多くいるようで、1位指名で重複する投手が出ることが予想されている。やっぱり野球は投手だからね。正直に書けば、投手は何人いてもいい、それくらいのことを監督は考えているはずだ。例えば阪神だが、昨年のドラフトで佐藤輝明を引き当てた。球団にとって待望の大砲候補だった。これにより、1年経た今年は投手中心のドラフトになるのは必然。高校生を中心に中長期の展望に沿っての指名になっていくやろね。とにかくスピードボールを投げられるとか、抜群の投球センスをしているとか、特長のある大型投手を指名することよ。そして最終的な判断は故障しない体であること。潜在的に優れた体力の持ち主を見極めていくことが重要になっていくと思う。 ドラフト会議ももちろん注目であるけど、ペナントレースはいよいよ最終コーナーを回り、勝負の時を迎えた。セ・リーグは3強から2強のマッチレースになった。まさか・・・
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週刊ベースボール