【9月6日OPEN】熱田神宮近くの新観光スポット『あつたnagAya』で地元の魅力を再発見 たこ焼き20個分のせんべいや生菓子づくり体験も!
この日は、ピンクの練り切りを使って桜を作ってみることに。店の人に教えてもらいながら、専用の器具を使って色づけされたあんを桜の形に整えていきます。少し戸惑いながらも10分弱でできあがりました。
恩田千佐子アナウンサー: 「完成しました。比べてみると、さすが美しい上品な形と、私は大胆な…これはこれでダイナミックということで良い?」 亀屋芳広 中村義隆さん: 「そうですね。恩田さんの感じが出ていると思います」
熱田エリアの盛り上がりで名古屋市観光への効果も期待
このエリアの再開発を手がけた名古屋鉄道が狙うのは、熱田エリア全体の盛り上がり。「地元の方もまだまだ魅力を知らない方がいると思うので、地元の方にも、国内、海外、いろんな方に来ていただきたい」と担当の後藤さんはPRします。
また、観光戦略やまちづくりなどに詳しい三菱UFJリサーチ&コンサルティングの加藤さんは「名古屋市全体の観光への効果も期待できる」と話します。 熱田神宮は、名古屋市内で最も入込客数の多い観光資源で、コロナ禍前の2019年は700万人を超えています。愛知県内で見てもトップクラスの集客を誇りますが、近隣に観光客が立ち寄り・滞在できる施設が乏しいことが課題となっていました。 三菱UFJリサーチ&コンサルティング 加藤千晶さん: 「観光の滞在時間が延びてくると宿泊にもつながってくる。宿泊をともなうと夜ご飯、朝ご飯といった消費も見込まれるので、名古屋市全体の観光消費額の増加も期待できると思う」
一方で、2022年に名古屋市が行ったアンケートでは、市内の観光資源の認知度で名古屋城が88.3%だったのに対し、名古屋城近くにある金シャチ横丁は19.3%という結果に。 『あつたnagAya』が祭りやイベントなども行う場にもなれば、地域の人と観光客が交わる場になり、リピーターも生みやすくなると、加藤さんは指摘。認知度アップがカギとなりそうです。 あつたの魅力が詰まった『あつたnagAya』。もともと9月1日にオープンする予定でしたが、台風の影響で順延し、9月6日にオープンします。観光で訪れる人はもちろん、地元の人も魅力を再発見しに一度足を運んでみてはいかがでしょうか。