2カ月で-6kgに成功した医師が伝授! 勝手に内臓脂肪が落ちていく3つのメソッドとは!?【更年期世代の我慢しないで内臓脂肪が勝手に落ちるプロジェクト③】
戦略的に間食をとって、血糖値が急激に上がるのを予防
そして、3つめの方法が、戦略的間食をとるという方法。こちらはどのような方法だろうか? 「食事をとらない時間が長いと、血糖値がどんどん下がってしまい、体がエネルギー不足になります。その状態で食事をすると食後血糖値が急激に上がり、インスリンによって脂肪がため込まれてしまいます。 これを防ぐために、あえて戦略的に間食を食べて、ちょっと血糖値を上げておくのがおすすめです。食後3~4時間後に間食をとりましょう。このあたりの時間でエネルギー源となる糖が体内で少なくなり、血糖値が下がった状態になるためです。昼食を午後0時にとったら、間食は午後3~4時にとるのが目安です。 とるとよいものとしては、“齋藤流間食味噌汁”(作り方は下記参照)をすすめています。くず粉を入れた味噌汁で、糖質をあえて足すことで血糖値を上げます。 発酵食品の味噌によって腸内環境を整える効果も期待できるほか、いりこだしからは鉄分やタンパク質もとれます。簡単に作れますし、水筒に入れて持ち運んでちょこちょこ飲めば、血糖値が安定します」
ほかにも、齋藤先生おすすめの間食はこちら。 ・鍋の残り汁のスープ ・食物繊維が豊富な茎わかめ ・代謝を促すビタミンB群が豊富なミックスナッツ ・抗酸化作用の高いポリフェノールが多いハイカカオチョコレート(カカオ分70%以上) ・バナナ など。
◆齋藤流間食味噌汁(1杯分) 水筒に味噌大さじ1、いりこだし(かつおだしでも可)大さじ1、くず粉大さじ1を入れる。さらに湯200~300mlを入れ、かき混ぜる。 この3つの方法を実践して、齋藤先生も1カ月で体重-3kg、換算すると約-21,600kcal=ごはん茶碗 約92杯分の体脂肪減に、無理なく成功したそう。 「この方法は、空腹で苦しむことがないので長く続けることができます。 3つすべてやっていただくのが最も効果的ですが、ハードルが高そうと感じる場合は、まずは①のMCTオイル生活から始めてみてください。慣れてきたら②、③と増やしてみましょう」