賛否両論...「子ども入店禁止」米レストランが子どもの入店を禁止せざるを得なかった理由とは?英断を支持する声も
ニュージャージー州ティントン・フォールズのレストラン、ネティーズ・ハウス(Nettie’s House)は、2023年3月から10歳未満の子どもを入店禁止にしている。「格別のノスタルジアを提供するイタリアンレストラン」を自認する同レストランは、とんでもない散らかし具合と店内を駆け回る子どもたちにうんざりし、ついに耐えかねたという。 【写真】一体どんな高級店? 10歳未満の子どもは入店禁止とアナウンスした米レストラン 同店がインスタグラムで発表した声明文は以下の通り。 「私たちは子どもが大好きです。心から愛しています。ですが、最近当店にお子さまをお迎えするのが非常に難しくなっています。騒音レベル、子ども用ハイチェアを置くスペースの不足、とんでもなく散らかったテーブルを片付ける作業、店内を駆け回る子どもたちに対する法的責任問題等を考慮し、この状況をコントロールする時がきたと判断しました。軽々に決断したことではなく、最近起こった出来事により、新しいポリシーを実施せざるを得なくなったのです」 新たな方針に気分を害する顧客は多いだろうが、「店が前に進むためには正しい判断だと信じている」とのこと。 確かに、この決定に腹を立てるコメントはあったが、多くの支持も寄せられた。実際、小さな子どもを持つ親たちからの支持もあった。 @minnie.castevetというユーザーは、「この24時間に6人ほどがこの投稿を私に転送してきた。それは、このニュースを私が聞いたら怒るだろうと予想してのこと。なぜなら、ネティーズは私たちのお気に入りのレストランで、うちには3歳の娘がいるからだ。でも、私はまったくムカついてなどいないし、ネティーズに1000%賛成だ。私は小さい子どもたちをネティーズに連れて行こうとは一度も考えたことがない。私たちはディナーを楽しみたいし、ほっとひと息つきたいし、みんなも同じ気持ちだと思うから」とネティーズの投稿について書いていた。 それに、少なくともシンガポールの某レストランが「子どもの叫び声サーチャージ」(7ドル)を課したことよりは、入店お断りの方がマシだろう。