情報処理推進機構（IPA）は15日、最新ITの展示会「CEATEC（シーテック）2024」で、ゴーグル型端末を着用し、未来の世界を体感できる技術を公開した。2050年の「LIFE（生活）」をテーマに音楽や映像、現実空間、仮想空間が織りなす世界を表現した。 IPAのゴーグル型端末を着用すると、お互いに遠く離れた場所にいても、仮想空間上で、まるで近くにいるように人とつながることができる。例えば、遠隔で音楽のセッションを楽しめる。どの角度からも人や物が立体的に見える。 IPAの斉藤裕理事長は「デジタル技術を活用し、新たなコミュニケーション空間を作り上げる狙いで出展した。少し挑戦的な展示だが、次の社会の在り方を表現した」と説明した。
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