チアゴ・アルカンタラ、11年ぶりに古巣バルセロナへ! バイエルン時代の恩師フリックの下で「コーチとチームの橋渡し役」を担う
「チアゴ・アルカンタラは今後数週間、コーチとしてのトレーニングを受け、ハンジ・フリック監督のスタッフの一員として夏の間トップチームに帯同し、アメリカツアーにも同行する予定だ」 【動画】バルサでハンジ・フリック新監督と談笑するチアゴ・アルカンタラ バルセロナは現地時間7月17日、オフィシャルサイトにて、この夏にプロキャリアに終止符を打ったばかりのチアゴが、コーチングスタッフのひとりとしてクラブに帰還したことを発表した。 15歳でバルサの下部組織に入り、同クラブのトップチームでプロキャリアをスタートさせた元MFは、2013年7月にバルサからバイエルンに移籍。ハンジ・フリック監督の下でプレーした2019-2020シーズンには、クラブ史上2度目の3冠達成に大きく貢献した。 2020年夏に移籍したリバプールでは怪我に苦しみ、2024年7月8日に33歳での現役引退を決断。そしてその数日後、古巣で指導者としてのキャリアをスタートさせた。 11年ぶりにバルサに帰還したチアゴについて、スポーツ紙『Marca』は、「彼はサッカーの知識に加えて、ドイツ語や英語も堪能だ。コーチとチームの橋渡し役が彼の仕事のひとつになるだろう」と綴っている。 構成●THE DIGEST編集部
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