「4WD軽自動車」という選択 アウトドアか、雪への備えか…車種を絞るポイントと、おすすめ車種8選
おすすめ4WD軽自動車8選
今回は、軽自動車の中でも「SUV」「スーパーハイト(ワゴン)」「ロールーフ」の3つのタイプから4WDおすすめ車種を厳選しました。 ※N-BOXの新車を除き、価格情報は2023年11月1日時点のガリバー「車カタログ」より引用。N-BOXの新車時価格は公式HPより引用 ▽①スズキ「ジムニー」 ・新車時価格 155万円~ ・中古車相場 5~219万円 ・サイズ(4WD) 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,725mm ・最低地上高(4WD) 205mm ・燃費(WLTCモード、4WD) 14.3~16.6km/L 軽自動車でありながら、本格的なアウトドアに使えるクルマとして唯一無二の地位を確立しているジムニー。あまりの人気の高さに、現在は新車がなかなか手に入らない状況です。 最低地上高は群を抜いた高さで、雪が積もった道もお手の物。全車4WD搭載という、走りへのこだわりが強い一台です。ただし車内の快適性や使い勝手は優れていません。 ▽②スズキ「ハスラー」 ・新車時価格 136万円~ ・中古車相場 17~202.4万円 ・サイズ(4WD) 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,680mm ・最低地上高(4WD) 180mm ・燃費(WLTCモード、4WD) 20.8~23.4km/L 「ちょっとした悪路を走る」「雪が積もることもある地域で乗りたい」といった人におすすめなのが、ハスラーです。ジムニーのような本格アウトドア仕様ではないものの、最低地上高が180mmあり、路面に石や雪があっても乗り越えてくれます。さらに魅力的なのが、程よいオフロード性と日常使いのバランスが取れていること。4WDでも最高燃費は23.4km/Lとかなりの低燃費で、乗り心地も決して悪くありません。 ▽③ダイハツ「タフト」 ・新車時価格 132万円~ ・中古車相場 90~200.4万円 ・サイズ(4WD) 全長3,395mm×全幅1,475mm×1,630mm ・最低地上高(4WD) 190mm ・燃費(WLTCモード、4WD) 21.1km/L ハスラーの対抗馬として開発されたタフト。SUVらしいタフネスさのあるデザインで、全車にガラスルーフも装備されています。最低地上高は190mmあり、雪道も安心です。また上位グレードなら全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)やLKC(レーンキープコントロール)も付いていて、高速道路の走行にも向いています。 ▽④ダイハツ「タントファンクロス」 ・新車時価格 135万円~(タント全体) ・中古車相場 5~222.4万円(タント全体) ・サイズ(4WD) 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,805mm ・最低地上高(4WD) 165mm ・燃費(WLTCモード、4WD) 19.6~21.4km/L スーパーハイトワゴンにSUVテイストを取り入れたのが、タントファンクロスです。タントの機能性や快適性の高さを維持したまま、撥水加工のファブリックシート表皮を採用するなどアウトドアでの使いやすさを意識しています。タント最大の魅力である「ミラクルオープンドア」も健在で、助手席と後部座席のドアを開ければ大開放空間が生まれます。 ▽⑤三菱「デリカミニ」 ・新車時価格 180万円~ ・中古車相場 177.5~243.8万円 ・サイズ(4WD) 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,830mm ・最低地上高(4WD) 160mm ・燃費(WLTCモード、4WD) 17.5~19.0km/L ミニバン×SUVテイストで成功を収めたデリカD:5をもとに、三菱が満を持して開発したデリカミニ。実用性や使い勝手に優れるだけでなく、悪路走破性も優秀です。4WD車では全車で大径タイヤを装備するとともに、路面からの衝撃を吸収する専用のショックアブソーバーを採用。さらに下り坂でのブレーキ制御や上り坂のスムーズな発進を支援する機能なども搭載し、オフロード性能を高めています。 ▽⑥ホンダ「N-BOX」 ・新車時価格 165万円~(公式HPより) ・中古車相場 5~218.2万円 ・サイズ(4WD) 全長3,390mm×全幅1,475mm×全高1,790mm ・最低地上高(4WD) 145mm ・燃費(WLTCモード、4WD) 18.4~19.4km/L 軽自動車の中でも高い人気を誇るホンダのN-BOX。全グレードに用意されている4WD車は最低地上高が145mmで一般的なクルマと変わらず、アウトドアや雪道に強いとは言えません。それでもオススメするのは、その完成度の高さゆえです。パワフルな走りと広々とした車内空間、全車標準装備の予防安全装備「ホンダセンシング」など弱点がほとんどありません。「よく高速道路を使う」「雨の日の運転がちょっと不安」という人は、4WD車を検討しましょう。 ▽⑦ダイハツ「ミライース」 ・新車時価格 86万円~ ・中古車相場 5~115.1万円 ・サイズ(4WD) 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,510mm ・最低地上高(4WD) 160mm ・燃費(WLTCモード、4WD) 23.2km/L 通勤などに使いたいのであれば、車両価格と燃費の点で優れたミライースもおすすめです。車両価格は廉価グレードで86万円と、諸費用込みでも予算100万円に収まります。ミライースはロールーフ系で車高が低い一方、最低地上高が160mmでN-BOXなどより高いです。そのためちょっとした雪道なら難なく走ることができます。 ▽⑧ホンダ「N-ONE」 ・新車時価格 166万円 ・中古車相場 6.8~226.2万円 ・サイズ(4WD) 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,570mm ・最低地上高(4WD) 145mm ・燃費(WLTCモード、4WD) 20.1~21km/L 4WD車で走りを楽しみたい人におすすめなのが、N-ONEです。最低地上高は145mmで、積雪に強みがある訳ではありません。しかし滑りやすい状況でも車両安定性を高めるVSA(=ビークルスタビリティアシスト)を全車標準装備しています。小さいボディながら軽快かつパワフルな走行をするクルマで、市街地走行でも充分に楽しさを味わえる一台です。 ▽Q. ハイトワゴンのおすすめ車は? 「雪はあまり積もらないけど、長距離通勤を楽にしたい」「高さがあり、且つ価格を抑えた一台が欲しい」といった場合はハイトワゴンがおすすめです。 コスパの良いハイトワゴンとしては、例えば軽自動車No.1の室内長を誇るスズキ「ワゴンR」や、ブランド力の点で中古でも安く手に入れやすい三菱「eKワゴン」などを検討してみると良いでしょう。 (まいどなニュース/norico)
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