ロッテ、逆転のきっかけは中村奨吾のバットから!吉井監督「最近バッティングの調子が上がってきている」と評価
○ ロッテ 9 - 5 楽天 ● <20回戦・ZOZOマリン> ロッテ逆転の口火を切ったのは中村奨吾のバットからだった。 2-3の5回、先頭で迎えた中村は、楽天先発・内星龍が1ボール1ストライクから投じた3球目の外角のストレートを右中間へ二塁打。続く佐藤都志也の二塁ゴロで中村は三塁へ進み、藤原恭大のライト前安打で同点のホームを踏んだ。その後、ソト、ポランコにも適時打が飛び出しこのイニング4点を奪い逆転に成功した。 中村は7-4の7回二死走者なしの第4打席、宋家豪が1ボール1ストライクから投じたスライダーをレフトフェンス直撃の二塁打を放ち2試合連続のマルチ安打を達成。 吉井理人監督は試合後、中村について「最近バッティングの調子が上がってきているので、その証拠に積極的にいっていたし、(中村)奨吾の持ち味が出てきたかなと思います」と評価した。 負けられない戦いが続く中で、中村の状態がさらに上向けば、打線が繋がり、得点力も上がってくる。残り18試合、1本でも多くチームの勝利に繋がる打撃に期待したいところだ。 取材・文=岩下雄太
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