【黒柳徹子】が女優オードリー・ヘプバーンを通して「知ったこと」を語る
女優 オードリー・ヘプバーンさん
1929年5月4日、オランダ貴族の母とイギリス・オーストリア系の父との間にベルギーに生まれる。6歳で父が出奔。イギリスに移住し、バレエを習う。第二次世界大戦前はオランダに在住、食糧難の中で栄養失調に苦しむ。戦後、バレリーナの夢を断念し女優の道へ。『ローマの休日』でスターダムに躍り出てからは、15年間にわたる活動期間中、16本の映画に出演し、そのすべてが世界中で大ヒット。1988年からはユニセフの親善大使として活動。1992年9月にガンが見つかり、翌年1月63歳で逝去。写真は1969年、2番目の夫である精神科医アンドレア・ドッティと。
─ 今月の審美言 ─
「才能に甘んじることなく葛藤する姿こそが、人間の輝きにつながることを、彼女を通して知りました」 取材・文/菊地陽子 写真提供/Getty Images Edited by 新井 美穂子
VOCE