【MLB】パドレス・ダルビッシュが6回途中3失点で7勝目 首位打者アライズは長打を3本放ち打率.314
【パドレス5-3ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド
日本時間9月28日、パドレスは敵地チェイス・フィールドで2024年レギュラーシーズン最後の3連戦がスタート。その初戦は5対3で勝利を収め、プレーオフの「第4シード」(=ワイルドカード1位)を確定させた。パドレス先発のダルビッシュ有は6回途中まで80球を投げ、被安打3、奪三振4、与四球3、失点3という内容で7勝目(3敗、防御率3.31)をマーク。5番手のロベルト・スアレスが36セーブ目を挙げ、ダイヤモンドバックス先発のメリル・ケリーは6回途中8安打5失点で今季初黒星(5勝)を喫した。 【動画】パドレスのルイス・アライズがタイムリー三塁打を放つ 1回表にマニー・マチャドとジャクソン・メリルの連続タイムリーなどで4点を先制したパドレスは、直後の1回裏にダルビッシュがコービン・キャロルに22号先頭打者アーチを浴びるなど2失点。4回表にルイス・アライズのタイムリー三塁打で1点を追加したが、ダルビッシュは6回裏一死からルルデス・グリエルJr.に死球を与えたところで降板し、2番手のジェレマイア・エストラーダがエウヘニオ・スアレスにタイムリーを浴びた。しかし、7回以降はダイヤモンドバックスの反撃を封じ、5対3で勝利してワイルドカード1位が確定。一方、ワイルドカードの残りの2枠はブレーブス、メッツ、ダイヤモンドバックスの3チームがゲーム差なしという大混戦になった。 大谷翔平(ドジャース)と首位打者のタイトルを争っているパドレスのアライズは、タイムリー三塁打のほかに二塁打を2本放ち、5打数3安打1打点の活躍。打率を.314に上昇させ、打率トップの座を堅持した。レギュラーシーズンは残り2試合となり、打率2位の大谷とは5厘差。史上初となる「3年連続異なるチームで首位打者」の快挙を成し遂げる可能性は高そうだ。 なお、パドレスの松井裕樹は登板機会なし。ダルビッシュは日米通算203勝目となり、歴代最多の黒田博樹に並んだ。