【プレビュー】今季もスプリントレース実施、ブラジル・インテルラゴス…日本時間未明決戦の第21戦サンパウロGP|F1
角田は56/71周目にソフトへと変更し、残り16周をソフトで走り切る流れになる。トップのフェルスタッペンも57周目にソフトへと変更し、10番手でトラックへと戻った。この後、ラッセルがトラブルでリタイアとなり、角田はP9まで浮上している。 前方では3番手争いのアロンソvsペレスが接近し、ベテラン2人による激しいバトルが続く。 60/71周目にノリスがラストスティントのソフトにつなぎ、これで各車最後のピットインを終えた形に。トップはフェルスタッペンで、そこから12秒後方に2番手ノリス、13秒差で3番手アロンソ、その0.7秒背後でペレスが追う。 9番手角田はソフトでペースが速いものの、前の8番手ハミルトンとは残り5周で10秒離れている。 残り2周の70周目、3番手アロンソと4番手ペレスが接近戦のバトルを行い、ペレスがアロンソをパス。だがファイナルラップのターン4でアロンソはペレスを抜き返し、P3をすぐさま取り返した。 結局レースはフェルスタッペンが盤石の内容で同年の17勝目をマークし、年間最多勝記録(当時)をさらに伸ばした。2位は8.2秒差でノリスが入り、ファステストの1ポイントも含めて19点を手にしている。3位アロンソはペレスとサイドバイサイドで競いながら0.053秒差でコントロールラインに先着し、表彰台となった。 4位ペレス、5位ストロール、6位サインツ、7位ガスリー、8位ハミルトンと続き、角田は9位フィニッシュ。2023年5度目の入賞となり、2ポイントをゲットしている。前日のスプリントも含めると、サンパウロGPでは5点加算となった。10位オコンまでが入賞となる。