昨季26試合出場のケレハーがリヴァプール退団を希望「野望は外に出て、ナンバーワンになること」
リヴァプールのアイルランド代表GKクイーヴィン・ケレハーが、UEFAネーションズリーグのギリシャ戦を前にした記者会見に出席し、リヴァプールでの将来について言及した。 【動画|マンチェスター・U vs リヴァプール】試合ハイライト プレミアリーグ第3節 リヴァプールの下部組織出身のケレハーはトップチームに昇格して以来、正守護神のアリソン・ベッカーの控えとして2ndGKの立場を務めている。昨シーズンはアリソンが負傷離脱したこともあり、キャリアハイとなる公式戦26試合に出場した。 現在25歳のケレハーは出場機会を望んでおり、ここ数回の移籍市場で移籍の可能性を模索しているが、リヴァプールの要求する移籍金を払うクラブは現れていない。またリヴァプールは、今夏の移籍市場でバレンシアに所属するジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリを獲得。同選手の合流は来夏となるが、この獲得でケレハーのリヴァプールでの将来はより不透明なものとなっている。 そんな中、ケレハーはリヴァプール退団の希望を次のように語った。 「僕の希望は常に明確で、ここ数シーズンはナンバーワンとして、毎週プレーしたいという気持ちが明確にあった。外から見れば、100パーセント僕の決断であるかのように見えるが、必ずしも僕の手に委ねらているわけではない。僕の野望は外に出て、ナンバーワンになることだ。リヴァプールもいくつかのオファーを拒否したと報じられている。言ったように、決断を下すのは僕ではないんだ」 また今シーズンよりリヴァプールの指揮官に就任したアルネ・スロット監督は「我々にも決断しなければならないことがある」と、ケレハーを残留させる理由を語っている。ケレハーはリヴァプール退団の希望を口にしつつも、クラブの決定を尊重しており、以下のように続けた。 「選手だけの問題ではないし、リヴァプールのようなクラブで働くのなら競争は必須で、優秀な選手がたくさん必要だ。さっきも言ったが、ママルダシュヴィリはクラブの長期的な将来を担う人物で、僕は現在リヴァプールが抱えるGKの陣容に満足しているよ」
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