改めて知っておきたい『カフェオレ』と『カフェラテ』の違い コーヒー会社「大きく分けて3つある」
カフェで飲み物を注文するとき、『カフェオレ』と『カフェラテ』のどちらも目にすることがあります。飲んでみても、違いが分かりませんが、この2つはいったい何が異なるのでしょうか? 『カフェオレ』と『カフェラテ』の違いについて、老舗のコーヒー会社であるキーコーヒー株式会社広報チームの高木良輔さんに聞きました。(※「高」=はしごだか) 【写真2枚】見た目の違い「カフェオレ」と「カフェラテ」 【カフェオレ(café au lait)とは】 フランス発祥の「ドリップコーヒー」にミルクを加えた飲み物。「カフェ」はフランス語でコーヒー、「レ」はミルクを意味しています。「ミルク入りコーヒー」と訳すこともでき、フランス発祥のミルク入りコーヒーとも言えます。 【カフェラテ(caffè latte)とは】 イタリア発祥の「エスプレッソコーヒー」にフォームドミルク(空気を含ませながら作ったミルクの泡)または、スチームドミルク(蒸気で温められたミルク)を加えた飲み物。「カフェ」はイタリア語でコーヒー、「ラテ」はミルクを意味しています。カフェラテも「ミルク入りコーヒー」と訳すことができ、イタリア発祥のミルク入りコーヒーがカフェラテです。 【カフェオレとカフェラテの違い】 それぞれの違いは、大きく分けて3つあります。まずは、『使用するコーヒー』です。カフェオレはドリップコーヒー、カフェラテはエスプレッソコーヒーを使います。2つ目の違いは、『ミルクとコーヒーの混ぜる比率』にあります。カフェオレはミルクとコーヒーをおよそ5対5で混ぜ、カフェラテではおよそ8対2で混ぜます。そして最後に、『ミルクの質』が異なります。カフェオレは液体のミルクのみを使うのに対して、カフェラテは泡立てたフォームドミルクも使うことがあります。 それぞれの特徴や違いを知っておくと、“違いが分かる大人”になれるかもしれません。 ※ラジオ関西『Clip』火曜日 2024年9月10日放送回より
ラジオ関西