プーチン氏が金正恩氏に年賀状 「協力関係持続」を強調
【ソウル聯合ニュース】ロシアのプーチン大統領が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)に年賀状を送り、新年も協力関係が続くと強調した。 北朝鮮の国営ラジオ、朝鮮中央放送は27日、プーチン氏が金氏に送った年賀状で、今年6月に平壌で開かれたロ朝首脳会談が「ロ朝関係を新たな質的水準に引き上げた」と評価したと報じた。 プーチン氏は「会談結果に基づき締結された包括的戦略パートナーシップ条約は全ての主要分野での互恵的な相互協力を根本的に拡大するための条件を設けた」とし、「2025年にわれわれがこの歴史的な条約を履行するための共同事業を非常に緊密に継続させ、現時代の脅威と挑戦に対処するための努力をさらに一致させていくと確信している」と期待した。 北朝鮮は毎年、プーチン氏が金氏に送った年賀状について中国の習近平国家主席などほかの国の国家元首からの年賀状とともにニュースとして伝えてきた。しかし、今回はロ朝の協力関係をアピールするためか、プーチン氏の年賀状を別途に取り上げ、内容まで紹介。北朝鮮住民向けメディアの朝鮮労働党機関紙、労働新聞の1面にも掲載した。
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