【侍ジャパン】先発の楽天・早川隆久が6回途中4失点... 2番手横山陸人がキューバ打線につかまり1点差に詰め寄られる
■ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 オープニングラウンドグループB 日本ーキューバ(17日 天母スタジアム) 勝てば1位でスーパーラウンド進出が決まる日本は、5-1で迎えた6回に先発左腕・早川隆久(26、楽天)が1点を失い途中降板。さらに代わった横山陸人(23、ロッテ)が2本の適時打を浴びるなど5-4と1点差に迫られた。それでも2死満塁から登板の鈴木昭汰(26、ロッテ)が空振り三振に抑え、火消しに成功しリードを守った。 早川は今季25試合に登板、自身初の2ケタ11勝6敗、防御率2.54。10日・チェコ戦(バンテリンドーム)の強化試合に先発し2回を1安打5奪三振の無失点、中6日登板。 初回は2つの空振り三振を奪うと、2回は4番・A.デスパイネ(元ロッテ、ソフトバンク)、5番・A.マルティネス(日本ハム)を打ち取り三者凡退に抑える順調な立ち上がりを見せる。 しかし4回に先頭の1番・R.サントス(元ロッテ)にセンターへの三塁打を浴びると、2番・Y.ドレイク(元日本ハム)に左前適時打を浴び1点を失う。それでも後続を打ち取り最少失点で切り抜けると、5回は三者凡退に退ける。 一方の打線は2回に佐野(DeNA)の中前適時打で先制すると、3回には桑原(DeNA)、小園(広島)の連打、辰己(楽天)の四球で無死満塁。ここでキューバは投手交代も、4番・森下が開幕から4試合連続打点、今大会6打点目となる中犠飛を放ち2-0と追加点。 さらに失点直後の4回には、連打で無死一、三塁とし、今大会初スタメンの9番・佐藤(ロッテ)が左犠飛を放ち3-1とした。5回にも牧(DeNA)の適時打などで5-1とし主導権を握った。 しかし6回、早川が先頭打者に四球を与えると、2番・ドレイクにレフトフェンス直撃の適時二塁打を浴び5-2。1死とするもデスパイネに四球を与えたところで、2番手・横山(ロッテ)が登板。マルティネスを一邪飛に封じ2死としたが、6番・E.アルエバルエナ、ホワイトソックスに所属する代打・Y.モンカダに連続適時打を浴び5-4と1点差に。 さらに続く打者にも四球を与え、2死満塁から3番手・鈴木昭(ロッテ)が登板。9番・ウォルターズを空振り三振に打ち取り同点は阻止した。