名門さすが…“10秒”高速カウンターが「えぐい」 電光石火弾に驚嘆「綺麗すぎる」
静岡学園は高川学園を下して8強入り
第103回全国高校サッカー選手権は1月2日に各会場で3回戦を行い、今冬のベスト8が出揃った。静岡学園(静岡)は2-0で高川学園(山口)を破り、3大会ぶりの準々決勝進出を果たした。この試合のなかで先制ゴールにつながった静学の電光石火“10秒”カウンターが「綺麗すぎる」と大きな話題を呼んでいる。 【実際の動画】奪ってわずか“10秒”「綺麗すぎる」 ゴールにつなげた高速カウンター 前半をスコアレスで終えた一戦は、後半の立ち上がりに動く。後半4分、静岡学園は自陣で相手のロングボールを跳ね返すと、MF加藤佑基がこぼれ球を回収する。加藤はボールを前方のMF原星也につないで、前方へダッシュ。原の縦へのリターンパスを受けると、一気に加速してDFを振り切るとペナルティーエリア内に侵入。飛び出してきた相手GKをキレのあるステップワークでかわして、無人のゴールにシュートを流し込んだ。 静岡県大会決勝を大学受験で欠場したアタッカーは、1回戦の広島国際学院戦(2-0)に途中出場したが、続く2回戦の高知戦(2-0)はベンチ外。この3回戦でようやく先発出場のチャンスを掴むと、試合の流れを大きく引き寄せる先制点を挙げて結果を残して見せた。 高校サッカー日テレ公式のX(旧ツイッター)が公開。ファンから「お見事。落ち着いているね~」「綺麗すぎるカウンター」「静学サッカーの極致」「今日のベストゴールはこれ」「キーパー抜きっていいよね」「このカウンターえぐい」といった声が寄せられ、名門が見せたボールを持ちながらもスピードがまったく落ちなかったロングカウンターが称えられた。
FOOTBALL ZONE編集部