ロッテ角中勝也選手、出身・七尾市のふるさと大使に…「野球で結果を残し恩返しを」
石川県七尾市は12月29日、同市出身で千葉ロッテマリーンズの外野手として活躍する角中勝也選手(37)に「七尾ふるさと大使」を委嘱した。能登半島地震で角中選手の実家は半壊したという。
任期は2027年度末まで。各方面で同市の復興の現状や魅力を発信する。角中選手は14人目の大使となった。交付式で茶谷義隆市長は、「プロ野球で活躍する角中選手の力を借りて復旧・復興に取り組みたい」と期待を込めた。式には市内の学童野球クラブに所属する児童25人も参加。角中選手に色紙やボールにサインを書いてもらったり、記念撮影をしたりした。
角中選手は地震後、実家にすぐに駆けつけようとしたが両親から「野球をしっかりやれ」と諭されたという。角中選手が地震後に同市を訪れるのは今回が初めてで、「野球でいい結果を残すことで(故郷に)恩返しをしたい」と話していた。