「一線を超える奴がいる」「ルールブックに書いていないからOKじゃない」J1町田の誹謗中傷への「法的措置を取る」声明がさらなる“炎上”を呼ぶ“泥沼騒動”
「反スポーツ的行為に値すると思っています。対戦相手が用意したものを隠すとか、または袋のチャックを開けてなかに水をぶち込むのは、ちょっとやってはいけない行為だと思いましたし、周囲もそれを黙認していたので」 これがさらなる批判を招いた状況も、広島戦から一夜明けて発表された、誹謗中傷に対する声明の背景にあったとみられる。しかし、クラブの公式X(旧ツイッター)でも発表された声明には、瞬く間に批判的なリプライが殺到している。 しかも、その多くが黒田監督の言動に対するもので占められている。 「誹謗中傷は駄目だが、おたくの監督さんにあまり喋らせない方いいと思いますよ」 「相手チームのところにまでタオル置くんじゃねぇよ。ルールブックに書いてないからオッケーって思わないでくれ」 「色んな方面に喧嘩売りまくって批判されたら法的措置チラつかすのって」 「火のないところに煙は立たないんですよ。自分たちがどんなことをした結果、他のチームから愛されないチームになっているのか自分たちにベクトルを向けるべき」 「いいけど君たちに正当な評価と誹謗中傷の区別がつくのかい」 「じゃあ節度あるプレーをピッチ内でしてください」 「多大な経済的損失とは」 もちろん、リプライのなかには「一線超えている奴がいる。そういう奴に対して法的措置を取るべき」や、あるいは「とうとう動きだしたね さすがにやり過ぎよ、みんな」など、町田の対応を支持するものも少なくない。 残り6試合となったJ1戦線は、首位の広島に連覇を目指すヴィッセル神戸、さらに町田が続く展開となっている。佳境を迎えた終盤戦で、優勝争い以上に場外戦が注目を集めている状況は、日本のサッカー界全体にとってマイナスでしかない。