米大統領選 両陣営、激戦州で最後の訴え ハリス氏演説にはレディー・ガガさんも登場
日テレNEWS NNN
女性初の大統領か、130年ぶりの返り咲きか。日本時間5日夜、本格的に投票が始まるアメリカ大統領選挙は、選挙戦最終日に支持率が横一線となる歴史的な大接戦となっています。両陣営は、勝敗の分け目となる激戦州で最後の訴えを行いました。 【動くグラフ】米大統領選挙2024 ハリスVSトランプ 支持率の推移 ハリス副大統領が最後の訴えの場に選んだのは激戦州ペンシルベニア。映画「ロッキー」の舞台となった美術館の階段前で、トランプ氏への攻撃を封印し、協調を訴えました。 民主党候補 ハリス副大統領「私は意見が異なる人々に耳を傾けることを誓う。私に賛成しない人々を敵だと思わないからだ。(反対する人々にも)話し合う場を用意しよう。これこそ真のリーダー、強いリーダーがすることだ。常に党や自身よりも国を優先し、全てのアメリカ国民のための大統領となることを誓う。“アメリカの約束”を信じますか? そのために戦う覚悟はありますか? 戦えば! 私たちが勝つ!」 集会にはレディー・ガガさんやリッキー・マーティンさんら有名人が続々と応援に駆けつけ、ハリス氏への投票を呼びかけました。 一方、トランプ氏の「最後の訴え」は、自身が当選した8年前の大統領選と同じミシガン州。日付をまたぎ選挙当日となった5日午前0時すぎ、会場に姿を見せました。 共和党候補 トランプ前大統領「まずこう質問させてくれ、4年前から今はましになったか? この4年、アメリカ人は大惨事、裏切り、屈辱を次々と味わってきた。カマラ(ハリス)はとんでもない危機をもたらした。カマラは国内で経済的苦悩、国外では戦争と混乱、南部の国境では世界最悪の犯罪者が押し寄せる状況をもたらした。これを受け入れるつもりはない。直ちに終わらせてみせる」 最新の世論調査では、トランプ氏とハリス氏が横一線で争う歴史的大接戦となっているアメリカ大統領選挙。日本時間5日夜から本格的に投票が始まります。