【写真蔵】ロータスのBEV第三弾はエレクトリックGTの「エメヤ」
EVとなってもロータスのDNAを受け継ぐグランドツアラー
ロータス・カーズ初のエレクトリック GT(グランドツアラー)「エメヤ(EMEYA)」が日本初公開された。そのディテールを写真で紹介しよう。 【写真はこちら】全長は5.3m。ホイールベースも3mを超える。大胆で筋肉質な前後のホイールアーチは、エメヤのパフォーマンスの伝統を強調している。(全15枚)
着々と電動化を進めるロータス。エレクトリック ハイパースポーツカーの「エヴァイヤ」、エレクトリック SUVの「エレトレ」に続く、ロータスのBEV第三弾となるエレクトリック GTが、この「エメヤ」だ。一見、4ドア セダンのようだがリアにハッチゲートを備えた5ドア セダンだ。空気の流れをスムーズにし、クラストップレベルのダウンフォースを生み出す、アクティブ エアロダイナミクス機能を搭載している。 インテリアは二酸化炭素排出量削減のため、リサイクル繊維の高級糸のような先進的な素材やカーボンファイバーなどを採用。ドライバーと直感的にコミュニケーションするアンビエント照明機能なども備えている。リアシートはセパレートの2人掛けとベンチタイプの3人掛けを設定している。 エメヤは2モーターの4WDで、ここで紹介するトップグレードのエメヤRではシステム総合で最高出力675kW(918ps)と最大トルク985Nmを発生する。0→100km/h加速は2.78秒、最高速度は256km/hというハイパフォーマンスながら、WLTP複合モードの航続距離は435ー485kmとなっている。 運転支援機能なども充実し、OTAでアップデートも可能だ。日本仕様のデリバリーは2024年末から開始が予定されている。
ロータス エメヤR 主要諸元
●全長×全幅×全高:5319×2005×1464mm ●ホイールベース:3069mm ●車両重量:2575kg(ドライバー75kg含む) ●モーター:交流同期電動機×2 ●システム最高出力:675kW(918ps) ●システム最大トルク:985Nm(100.4kgm) ●バッテリー総電力量:102kWh ●WLTP複合モード航続距離:435-485km ●駆動方式:4WD ●タイヤサイズ:前265/40R21、後305/35R21 ●車両価格(税込):2268万2000円
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