スーパーにあるポリ袋。無料でもらえるので「生ごみ」を捨てるときに使っていますが、何枚まで持って帰ってよいのでしょうか?どのくらい節約になっていますか?
ポリ袋の持ち帰りはどのくらいの節約になる?
スーパーの無料ポリ袋を持ち帰って再利用すると、果たしてどのくらいの節約になるのでしょうか。 一般的なロールタイプで業務用ポリ袋の販売価格を調べると、1ロール2500~3000枚程度で1000~2000円台が相場です。つまり、1枚当たりに換算すると、1円にも満たないことになります。 仮に人目を気にしながら一気に10枚持ち帰っても、10円の節約にもならない計算です。1日3枚ずつ毎日使ったとしても、1ヶ月で100円未満の節約にしかなりません。 「迷惑な行為かもしれない」という後ろめたさに加えて、罪に問われた場合の社会的なダメージや懲役や罰金といった処罰内容を考えると、常識やお店が定めたルールを逸脱してまで、ポリ袋で節約する意義はないといえるのではないでしょうか。
スーパーの無料ポリ袋は必要な分だけもらって再利用しよう
スーパーの無料ポリ袋は、水気のある食品や匂いの強い商品などを持ち帰りやすくするために置かれているものです。必要な範囲で持ち帰って再利用するのは問題ありませんが、家で使うためだけに大量に持ち帰ることは想定されておらず、度を越した場合には窃盗罪に問われる可能性があります。 また、ポリ袋は単価が高いものではなく、ルールを破ってまで持ち帰っても大きな節約効果が得られるものではありません。常識の範囲内で気持ち良くサービスを利用し、家庭での再利用はオマケと考えましょう。 出典 デジタル庁 e-Gov 法令検索 刑法 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部