大阪府・吉村知事が定例会見4月22日(全文6完)寄付しないと維新の会を首に
45条の休業要請と公表はパチンコ屋中心で変わりなしか
NHK:すいません、確認の質問です。NHK、青木です。45条の休業要請と公表は、きのうまではパチンコ屋が中心になると思うという発言がありましたけど、今日現在でも変わっていないかと、それから、これまでの電話とか文章のやりとりの中で、先方の主張の中で一定理解できるですとか、検討に値するという点はあるんでしょうか。 吉村:最終的に専門家の意見を聞いて、感染拡大防止の観点から必要だというところは重視していきたいと思います。今現在、パチンコ店が中心になっているというところも変わりはないです。事情というのは、これはさまざまな事情がありますので、その事情を受けて、この事情だったらオーケーで、この事情だったら駄目だというのは僕はちょっと違うんじゃないかなと、この緊急事態下においてはそういうふうに思っていますので。 そこは事情があればその事情をクリアできるような話し合いというのをちょっと進めて、例えば融資だったら融資ができるだけ受けれるような融資制度を紹介するだとか、話し合いができるところは話し合いもしながら進めていきたいとは思っています。どうしても話し合いできないところはたくさんありますから、そういったところがたぶん先行していくということになるんだろうというふうに思います。
特措法49条の土地使用は検討に入っているのか
NHK:すいません、先の話なんですけれども、特措法の49条の土地使用は、例えば最悪の場合に備えて、もうすでに検討に入っているとかっていうことはあるんでしょうか。 吉村:そこは特措法の規定を用いなくても、公の施設でさまざまな場所は確保できますので、特に特措法の49条が登場する場面というのは僕は少ないんじゃないかなとは思っています。大阪府も大阪市もみんなでこれは感染拡大を抑えていこうというふうに考えてますので、ある種の医療機関もそうですから、そういった意味では強制的に何か他人の所有権を、土地等々を確保しながらということをしなくても、場所は確保はできるし、お金も準備できると思っています。 だから大事になってくるのはやっぱりお医者さんの確保なんでしょうね。とどのつまり、やっぱり僕は爆発が、感染爆発したときに何か施設、場所というよりは、お医者さんを確保できるかどうかというのがやっぱり一番重要になってくるのではないかなとは思っています。だから、例えば世界で行われているような野戦病院みたいなのもつくろうと思ったらすぐつくれますよ、それは。場所なんて皆さんもいろいろ想像付くところあると思いますけども、大阪市内でいろんな広い場所を確保できるエリアというのは、大阪府が持っているところ、大阪市が持っているところで。そこでベッド置いてというのはできると思うんですけども、じゃあそこでお医者さんをどう確保するか、そこが一番、最後は突き詰めたときの問題点になってくるんじゃないかなとは思います。 それ以外の、例えば医療施設を、陰圧室を整備しながらとかそういうのはもう今、予算化して進めてますので、他人の土地を強制的に権限使って横から奪ってどうのこうのというのは、そもそも必要にならない規定じゃないかなと思っております、この状況では。 NHK:ありがとうございます。 司会:次のご質問をお願いいたします。後ろの席のほう、特にご質問はよろしいでしょうか。ほかにございませんか。それでしたらこれで終了させていただきます。ありがとうございました。 引き続き、政務の質問がある方はどうぞ。