三重県四日市市で元従業員の男性に暴行を加え死亡させたとして、津地方検察庁は25日、飲食店の経営者と従業員の男を傷害致死と逮捕監禁致傷の罪で起訴しました。 　起訴されたのは、四日市市の飲食店経営、今村健一郎被告(43)と、今村被告の店の従業員、丹羽正和被告(42)です。 　起訴状などによりますと、2人は共謀して、今年2月13日頃から26日頃の間に、今村被告の店の元従業員、尾谷純一さん(53)に対し、今村被告の店や尾谷さんが住む部屋で、ダンベルの連結シャフトで頭などを殴った他、膝蹴りなどの暴行を加え死亡させたとして、傷害致死の罪に問われています。 　このほか、2人は2月21日から22日までの間に、尾谷さんに手錠をかけてテーブルにつなぎ、尾谷さんの部屋に監禁してケガを負わせたとして、逮捕監禁致傷の罪にも問われています。 　なお、検察は2人の認否を明らかにしていません。