K・フィリップス、「太りすぎ」発言のペップにリスペクトも…「みんなにいつも体重を聞かれた」
イプスウィッチに所属するイングランド代表MFカルバン・フィリップス(28)が、イギリスメディア『BBC』のポットキャストに出演し、マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督の印象を語った。2日、『BBC』が同選手のコメントを伝えている。 リーズの下部組織出身のK・フィリップスは、2015年にトップチームに昇格すると、3年目から頭角を現し中心選手に成長。在籍8年間で234試合に出場し、2020年にはイングランド代表にも招集された。2022年に満を持して“強豪”マンチェスター・シティへの移籍を果たしたものの、怪我の影響もあり加入初年度はリーグ戦12試合の出場に留まった。翌2023-24シーズンは冬の移籍市場でウェストハムへ期限付き移籍で加入。今季も期限付き移籍で昇格組のイプスウィッチへ加入している。 今年1月、K・フィリップスは、グアルディオラ監督が2022年12月の記者会見で「(フィリップスは)太りすぎているため、プレーできる状態ではない」とコメントしたことに「ショックを受けた」と告白した。ただ、のちにグアルディオラ監督から謝罪があったこともあり、当事者間では大きなわだかまりを残さずに解決。しかし、SNSを中心に当該事象についての憶測が拡散され、K・フィリップスのもとには想像以上の反響が届いたようだ。 同選手は『BBC』のポットキャストに出演し、「コーチや栄養士など、僕が所属したすべてのチームは、他のことを言う前にいつも僕の体重について尋ねてきたよ」と、“太りすぎ”発言に少し悩まされたことをあらためて明かした。 ただ、グアルディオラ監督への印象について問われると、2022年8月8日のウェストハム戦(2-0○)を例に挙げながら、「彼は事前に、相手がどのようなプレッシングをかけてきて、その上で僕らがどのように攻撃するべきかを説明した。すると、それが彼の言ったとおり現実になったんだよ」と、 “稀代の名将”の戦術に驚愕したエピソードを語り、リスペクトを示した。 最後に、今季から加入したイプスウィッチのキーラン・マッケンナ監督への信頼を強調し、「彼は僕を信頼してくれているし、彼がしてくれるすべてが僕のためになると信じているよ。そして、僕が前の状態に戻ることを望んでいるよ」とコメント。新天地での“復活”へ自信を示した。
SOCCER KING