（菅井貴子気象予報士が解説）午後5時20分 ◆きょう12日(木)夕方の積雪 　幌加内町朱鞠内では1メートルを超えています。 　音威子府村や夕張市も80センチ以上で、 　先週から同じエリアで積雪が急激に増えています。 　朝から何回も雪かきをした方もいらしたかもしれません。 　岩見沢は64センチ、札幌は15センチです。 ◆きょう12日(木)の気温 　朝から日中にかけて、今季一番の寒さになった所がほとんどでした。 　道北やオホーツク海側は、最高気温でもー5℃前後でした。 　札幌はー0.5℃で、真冬日となりました。 　全道的に、平年より3℃～5℃低くなっています。 ◆今夜～あす朝にかけて予想降雪量 　午後5時現在、夕張市と栗山町に大雪警報が発表されています。 　南空知は、あす朝にかけて最大40センチ、その後もさらに増えるでしょう。 　石狩北部、中空知、北空知も、最大30センチです。 　札幌市内は、ほとんど降らず、多い所でも5センチ以下です。 ◆あす13日(金)の天気 　日本海側で雪が続くでしょう。 　降雪量は、あす夜にかけて南空知で50センチです。 　急激に積雪が増えていますので、なだれや落雪にご注意下さい。 　札幌は、にわか雪程度で、積雪が増えることはなさそうです。 ◆あす13日(金)の気温 　朝は冷え込みが厳しく、最低気温は札幌でー5℃、 　北見や中標津でー14℃です。 　日中も日本海側やオホーツク海側はマイナスのままで、 　真冬日が続くでしょう。 ◆室温は18℃以上に 　ストーブが欠かせない時期ですが、 　室温は18℃以上に保つよう、世界保健機関が推奨しています。 　部屋の温度が低いと 　・血圧が上昇 　・睡眠の質が悪化 　・呼吸器疾患の悪化 　などの健康影響があることを厚生労働省もホームページで呼びかけています。 　光熱費が高く、節約も大切ですが、高齢の方や子どもさんがいらっしゃるご家庭は、 　健康管理を優先しましょう。 ◆札幌の10日間予報　13日(金)～22日(日) 　来週前半にかけて強い寒気が居座り、厳しい寒さが続きそうです。 　連日、雪が降る時間があるでしょう。 　来週18日(水)から19日(木)にかけては特に、積雪が増えるかもしれません。 　例年以上に厳しい師走で、インフルエンザなども流行していますので、 　体調管理にお気をつけ下さい。