なでしこジャパン・長谷川唯選手

7月20日に開幕するFIFA女子ワールドカップ。2011年大会以来3大会ぶりの優勝を目指すなでしこジャパンは、大会前最後の強化試合となる14日のパナマ戦に向け、13日会場のユアテックスタジアム仙台で前日練習を行いました。 【画像】パナマ戦の注目は長谷川唯選手(マンチェスターC)と長野風花選手(リバプール)のダブルボランチ この日の練習前、ワールドカップ日本代表戦の地上波放送が決定。練習後の取材では、MF長谷川唯選手が喜びのコメントを残しています。 「やっぱり選手として、日本の国民の方に見てほしいと思っていたので、本当にうれしいですし、いい結果と戦う姿勢をしっかり見せられたらいいなと思います。今までの大会もテレビを見てメッセージをくれたり、声をかけてくれる人が多かったので、テレビの影響はすごいたくさんあるなと思うので、本当に今回は良かったなと思います」 日本全国が盛り上がった2011年大会で印象的なシーンについては「やっぱり澤さんの(決勝アメリカ戦の)同点ゴールです。自分自身も小さかったんですけど、そういう舞台を目指してサッカーをしていた。ああいう舞台でゴールを決められるのは本当にカッコいいなと思いましたし、自分自身もこういうところに立ちたいというのを本当に強く思えた大会でした」とコメント。 長谷川選手にとっては2回目となる大舞台。前回大会ではベスト16でオランダと激突、長谷川選手が同点ゴールを挙げるも1対2で敗れ悔しい思いを味わいました。 「前回大会は本当に悔しい思いをしてケガだったり、自分のコンディションも良くない中、チームも決勝トーナメント上がってすぐに負けてしまった。その経験を生かして、しっかり今大会は前回大会と違ったプレーというか、成長したところを見せたいなと思います。ボランチとしてゴールにつながるプレーもそうですけど、守備のところだったり、ゴールにつながる1個前のパスだったり、チャンスメークで大事なところのポジションだと思うので、攻撃守備ともに自分がリーダーシップを発揮してプレーしたいなと思っています」 なでしこジャパンは14日にワールドカップ前最後の強化試合であるパナマ戦を行い、22日にワールドカップ初戦のザンビア戦を迎えます。