神奈川県・黒岩知事が定例会見4月22日(全文1)今は神奈川に来ないで
臨時交付金の額はもう国から示されたのか
神奈川新聞:幹事社の神奈川新聞です。今の臨時交付金なんですけれども、これはもう額が国から示されたという認識でよろしいんですか。 黒岩:まだですね。国会のほうでまだ補正予算が通っているわけじゃないですからね。予算が通ってるわけじゃないですからね。われわれの、ある種、見込みであります。人口比でありますとか、それから感染者の数でありますとか、それから特定警戒都道府県に指定されてるといったこと、こういったことを勘案してのある種の目算ではありますけども。万が一足りなかった場合には、前から申し上げてますように、財政調整基金を取り崩してでも、この数字をつくっていきたいと、そのように考えています。 神奈川新聞:そうすると今回盛り込んだ額というのは、最低限、ここまでは県としてはいただきたいという、そういう希望額みたいな感じなんですか。 黒岩:今希望して、それが国と、どういって、どうなのか、ちょっとそれは分かりませんけどね。われわれと、積み上げてみるとこういう形になったといったことでありますね。この部分はやっぱり、まさに県民の皆さまの生活を守るためには絶対に必要だという思いの中でご提示している金額であります。
ネットカフェ利用者も対象に含まれるのか
神奈川新聞:あと住まいの確保で県営住宅の提供というのがありましたけれども、ネットカフェの利用者もこの対象にはなるんでしょうか。 黒岩:それも含めて検討してまいりたいと思いますね。緊急的に県立武道館を使ってネットカフェの生活をしている方の受け皿っていうのをつくりました。間仕切りシステムといったものをすぐに導入して、最低限のプライバシー、最低限の感染症対策といったものをしながら進めているわけでありますけれども、これを、出口をどうするのかといった問題ですね。これも同時に検討していかなきゃいけないなというふうに思っています。 基本的には県の中でも生活困窮の方のために無料の宿泊施設、もともとあるんですけどね。そういったご案内の窓口なんかを設けながら、福祉的なサポートをもご案内しているところではありますけども、それぞれ、皆さんさまざまな状況を抱えた方がいらっしゃるので、しばらくは皆さまのニーズといったものをしっかりくみ取った上で、この先どうしていくのかといったことをこれから検討していきたいというふうに思っています。 神奈川新聞:細かい点で恐縮なんですが、仮設の医療施設ですね。これ、沖縄徳洲会だと思うんですけども、この運営に対する費用というのは、内訳は教えていただけるんでしょうか。 黒岩:内訳。内訳分かりますか。 森:健康危機管理課長の森と申します。内訳としましては、建設費が12億。それから運営費が18億と。そんなことで見積もっております。 神奈川新聞:ちょっと聞き取れなかったんですけど、ごめんなさい。 森:じゃあもう一度お話しします。建設費が12億、それから運営費が18億ということで、合わせて30億ということで計上しております。 【書き起こし】神奈川県・黒岩知事が定例会見4月22日 全文2に続く