神奈川県・黒岩知事が定例会見4月22日(全文1)今は神奈川に来ないで
補正予算には必要なものを全部盛り込めたか
テレビ神奈川:幹事社のテレビ神奈川です。よろしくお願いします。補正予算についてお伺いします。【***00:20:06】範囲になっているとは思いますが、今必要なものを全部盛り込めたとお考えになっているのか、今後の対応も含めてあらためて【******00:20:14】でしょうか。 黒岩:県はこれまで予備費の充当でありますとか補正予算措置を講じながら、神奈川モデルによる医療の供給体制の整備など、新型コロナウイルス感染症対策を進めてまいりましたが、国は緊急事態宣言を出し、本県は特に重点的に感染拡大防止の取り組みを進めていく必要がある特定警戒都道府県に指定をされました。国からは緊急事態宣言に合わせて緊急経済対策が出され、県ではこれを踏まえてさらなる対策を進める必要があります。 そこで今回の緊急総合対策では、国の緊急経済対策を踏まえ、医療崩壊を防ぎ、適切な医療を提供できる体制を整え、事態の早期収拾に強力に取り組むとともに、その後の力強い回復の基盤を築くためにも雇用と事業、生活、これを守り抜く取り組みを進めてまいります。また、新たに予算措置を行う取り組みのほか、既決予算等により速やかに実施する取り組みについても整備をしたところであります。このように医療の面から、社会、経済生活の面から、さまざまなところに目配りをした編成だったのではないかなというふうに思っております。
国の財政支援についての受け止めを
テレビ神奈川:もう1点。補正予算のほとんどを国庫支出金が占めると、今おっしゃったとおりだと思うんですけれども、そのうちの臨時交付金が239億円ということで、半分ぐらい。この臨時交付金が、知事がおっしゃっていた、割り当てを見込んでいる【****00:21:53】のうちの1つだということだと思うんですけども、今回の策定に当たって、国からの財政支援についての受け止めをお願いします。 黒岩:この臨時交付金の1兆円というのをご用意いただいた。これをわれわれの要望どおり、休業要請に応じてくださった事業者に対する支援策としての協力金ですね。そこに使ってもいいということを明確にご判断いただいたということ、これは大変ありがたいことだというふうに思っているところでありますね。これで、5月6日までという期限の中でですけども、その中でしっかりとわれわれも対応していきたい、そのように思っているところであります。